07月28日2010年 |
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大手スーパーが安価な輸入タバコを販売する計画に非難が集まる |
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大手スーパーのコールズ(Coles)がオーストラリアで売られている通常のタバコより4ドル安いドイツ・ブランドのタバコを輸入し販売することを決めたことから、コールズの親会社であるウェスファーマーズ(Wesfarmers)社に対して非難が高まっている。
オーストラリア禁煙健康増進評議会(Australian Council on Smoking and
Health)のマイク・ドーヴ会長は、「私はウェスファーマーズ社のリチャード・ゴイダー社長に、今回の決定を撤回するように要請する手紙を書いている。 今回の決定は、人々に禁煙を促すために最近政府がタバコ税を引き上げたことをあざ笑う行為である。 これは明らかに値上がりしたタバコの価格に対して安いタバコを対抗させる計画である。 コールズがこの計画によって過ちを犯していることに気がつくことを強く望む。 タバコは喫煙者の2人にひとりを死に追いやっている。 ウェスファーマーズ社とコールズは、子供にタバコを販売するところまで品位を落とすべきではない。 ウェスファーマーズ社は素晴らしい業績を持った重要な企業であり、子供や社会的弱者に媚びるためにそのような価格でタバコを販売する必要はない」と語った。 ドイツ・ブランドのタバコは通常のオーストラリア・ブランドのタバコと比べて1箱あたり2ドルから4ドル安い。 (Source: ABC, 21/07/10 "Coles feels heat over cheap cigarettes")
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07月28日2010年 |
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最近の豪ドル高傾向に輸出業者は懸念を示す |
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最近のオーストラリア・ドルの為替レートが輸出業者にとって危険範囲に入っている。 今朝(7月27日)の為替レートは、1オーストラリア・ドルがUS90セントとなっている。
ウェストパック銀行と共同で最近の農業ビジネス指標を発表したCharles Sturt
Western Research Instituteのトム・マーフィー氏は、「オーストラリア・ドル高が大きな懸念材料である。 一般的に、US70セント後半からUS80セント前半は良い。 しかし、一旦US80セント後半からUS90セント以上になると、輸出価格に影響し始めてくる。 オーストラリア・ドル高になってくると、輸入農耕機具を買うのには良いけれど、海外に商品を売る時には良くない」と話した。 (Source:
ABC, 27/07/10 "Exporters worry as dollar bucks up")
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07月28日2010年 |
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豪ファッション小売店の業績が低迷する中、海外の有名ブランドが進出 |
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過去数十年間で最低の売り上げを記録しているファッション小売業界は、海外ブランドのオーストラリア進出でさらに苦境を迎えることになる。
売り上げの低迷により、大手デパートのデビット・ジョーンズはメルボルンとブリスベンでの一部の店舗の閉鎖を発表し、商業ビル・デベロッパーのウェストフィールド社は、消費者が店舗よりオンラインで商品を購入するのかどうかの調査を行なっている。
昨年末のボクシング・デー休日から続く値引き合戦により、小売業者の売り上げが減少し、利益に打撃を与えている。 そして、スペインのZara社が来年からオーストリア市場に参入し、アメリカのGap社やスウェーデンのH&M社も小売店舗の場所を模索している。 しかし、シドニーのPaddingtonにあるファッション小売店Rif
Raf Clothing社のジェニー・オリボ氏は、「オーストラリアのファッション業界に25年いるが、現在の販売は非常に低迷しており、このような状況は過去に見たことがない。 政府の景気刺激策が実施された時は、日によっては200人のお客が来店し非常に忙しくしていたが、今はそれが止まっており、大きな違いとなっている。 現在50%の値引きセールスを行なっても、20人以下のお客しか来ない」と語った。
オーストラリア市場には、すでに国際的なTopshop, Victoria's Secret, Mangoなどのブランドが入ってきている。 Paddingtonにあるファッション小売店
Incuのオーナーのビンセント・ウー氏は、「世界で人気があり流行のTopshopの商品を取り扱うことを決めた。 オーストラリアのブランドは最新の流行で競争すると苦境に立たされることになるかもしれない。 お客は知らないブランドより有名なブランドを買うことになる」と話した。
一方、シドニーのデザイナーの五十川明氏は、「オーストラリアの消費者はこの10年間で賢くなっている。 価格が適正であれば、ファッション小売店は問題ないと思う」と話した。 (Source: Sunday Telegraph, 25/07/10 "Imports set to place further pressure Australian retailers")
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07月28日2010年 |
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香木の一種ビャクダンがアジア市場から高い需要−西オーストラリア州 |
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西オーストラリア州KimberleyのOrd Valleyで、香木の一種の白檀(ビャクダン、Sandalwood)の大掛かりな伐採が初めて行なわれている。
Elders Forestry社は現在125ヘクタールあるインド白檀の植林地での伐採を行なっており、合計300トンの白檀の伐採を予定している。 Ord
Valleyは世界で最大のインド白檀の植林地であるが、世界市場ではその価値が認められていない。
KununurraにあるElders Forestry社のピーター・ジョーンズ地域担当マネージャーは、「今回伐採されている白檀はすでに売り先が決まっている。 ほとんどは台湾に行き、残りの3分の1はインドに輸出される。 そのほかにもネパールなどから小規模な引き合いもあり、反応は良い」と話した。 (Source:
ABC, 22/07/10 "Asian markets lined up for Kimberley sandalwood harvest")
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07月28日2010年 |
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アワビ業界は漁業大臣のコメントに不快感 − 南オーストラリア州 |
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南オーストラリア州政府はどれだけ同州の天然アワビ漁を理解しているのかを疑問視する声が上がっている。
今週初めの南オーストラリア州政府マイケル・オブライエン漁業相のコメントが、議会野党やアワビ業界をいらだてさせた。 しかし、南オーストラリア州アワビ協会は、同相に直接会って話をするまでは、公にコメントするのを避けている。
オブライエン漁業相は、「南オーストラリア州でのアワビ養殖は究極的にはより良く管理され、天然のアワビを潜って取ることより環境に優しい」と語った。 これに対して、野党の影の内閣のアドリアン・ペデリック漁業相は、「オブライエン漁業相はアワビ漁の実態を把握していない」とした。 漁業会社のギャリー・モーガン元理事は、「オブライエン漁業相の発言は重要な事を知らない、きわめて不適切な発言である」と非難した。 オブライエン漁業相の広報担当は、「オブライエン漁業相はアワビ業界と会うことにしており、それまではこの件についてはコメントをしない」と話した。 (Source:
ABC, 22/07/10 "Abalone industry not happy with Fisheries Minister's
comments")
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07月28日2010年 |
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ロブスターの急激な減少の原因を調査 − 西オーストラリア州 |
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西オーストラリア州での急激なロブスターの減少は、季節的な海流によってロブスターの幼生のエサが制限されたことが原因かもしれない。
西オーストラリア大学のアンヤ・ウェイト教授は、現在フリーマントルとアブロルホス島の間を海洋観測船
“RV Southern Surveyor”に乗って、ロブスターの幼生の食餌習性を調査するチームを率いている。 そして、「我々は現在、海洋学的にロブスターの幼生のエサの供給源を調査しており、海流がエサの供給にどのように影響しているかや、このエサの供給がロブスターの成長にどのように左右しているのかを研究する」と話した。 (Source:
ABC, 23/07/10 "Study examines decline in WA rock lobster supply")
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07月21日2010年 |
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今年のワイン用ブドウの25%は売れ残る − 西オーストラリア州 |
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ワイン業界は、西オーストラリア州のワイン用ブドウの25%は売れ残るかもしれないとしている。
西オーストラリア州ワイン産業協会のジョン・グリフィス会長は、「西オーストラリア州の2010年収穫のワイン用ブドウの販売は生産者によってさまざまな販売結果となるが、多くの生産者はブドウ園をあきらめることになるだろう。 Margaret
River地域のブドウ園はまだ良いが、ほかの地域のブドウ園はそんなにラッキーでもない。 現在、ワイン用ブドウの価格と需要は低迷しており、生産者は今後、投資に見合う利益が出るような将来の予想も見えないことから、ブドウ園を閉めることを検討している」と話した。 (Source:
ABC, 20/07/10 "Many WA wineries can't sell their grapes")
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07月21日2010年 |
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西オーストラリア州は世界のリチウム生産の中心地 |
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西オーストラリア州は、世界で最大のリチウム生産地としての地位を強固なものにしている。
現在、世界最大の炭酸リチウムの原料となるリチア輝石(Spodumene)鉱山を持ち、オーストラリアで唯一輸出している企業Galaxy
Resources社が西オーストラリア州南西部にある。 そして同社は今年11月にRavensthorpeで、来年3月はKalgoorlieで生産を始める予定である。
Goldfields鉱床でのジョイントベンチャーのパートナー企業であるMineral
Resources Limited 社のピーター・ウェイド社長は、「西オーストラリア州は疑いなく世界のリチウムの中心地である。 オーストラリアはリチウム生産のリーダー的な存在で、今後も前進していく。 中国やほかのアジア諸国での電気自動車の生産の拡大により、今後リチウム生産は飛躍的に伸びると思う」と話した。 (Source:
ABC, 20/07/10 "WA a lithium 'hot spot")
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07月21日2010年 |
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5月の大雨で心配も、チアは開花し順調に成長−西オーストラリア州 |
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西オーストラリア州Ord Valleyのチアが開花し、今シーズンの収穫量は良くなりそうである。
Kununurra地域のチア生産者たちは、5月に異常な雨が2週間続き、厳しいシーズンのスタートとなったが、現在の状況に満足しているとしている。
チア生産者のフリッツ・ボルテン氏は、「シーズンの初めは問題があったが、現在チアは順調に成長している。 今まで大量の雨が降って悩ませられたが、こうしてチアが開花するのを見ることを嬉しく思う。 今まで1日や2日間は雨が降ることがあったが、チアの植え付けの時期に14日間も雨が降るのは異常であった」と話した。 (Source:
ABC, 07/07/10 "Ord chia crop overcomes May rains")
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07月21日2010年 |
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新しいサーモン孵化場が完成 − タスマニア州 |
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タスマニア州のサーモン養殖業者は、世界最大のサーモン孵化場がタスマニア州南部に完成したとしている。
サーモン養殖業者タサール社は、タスマニア州Huonville近くで2,500万ドルをかけて建設したこの孵化場は、年間400万匹のサーモンやマスの幼魚を生産できるとしている。 同社のマーク・ライアン社長は、「この孵化場は環境にも優しく、使用している水の95%をリサイクルして使っている。 再循環システムにより、孵化場内にあるオリンピック・プール13個分の水を循環させ、1日当たりその2%だけの水を排水している。 使用する水は井戸水で河川からは取っていない」と話した。 (Source:
ABC, 09/07/10 "Salmon hatchery opens")
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07月21日2010年 |
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生体牛の販売をエジプトやマレーシアにも拡大 |
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オーストラリアの牧畜業者は、インドネシアが350キロ以上の生体牛の輸入を禁止してから、それらの生体牛をエジプトなどの国に販路を拡大させている。
業界団体Australian Livestock Exporters Councilのラック・マッキンノンCEOは、「エジプト、フィリピン、マレーシアなどが350キロ以上の生体牛を買い付けて協力してもらっているが、まだこれは解決策ではない。 オーストラリア北部の食肉業者はインドネシアによる350キロ以上の生体牛の輸入禁止は当分続くと思っている。 エジプト市場は4-5年前に閉ざされて、再開したのは12ヶ月前である。 文化的や宗教上の理由で生きた動物の輸入を望んでいる。 10年前には多くの生体牛をエジプトに輸出しており、市場が再度開かれた」と話した。 (Source:
ABC, 08/07/10 "Egypt, Malaysia help pick up live ex slack") |
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07月21日2010年 |
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豪州で初めて食用の馬肉の販売を許可 − 西オーストラリア州 |
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先月、西オーストラリア州政府のテリー・レッドマン農業・食品相は馬を食用として屠殺することを許可した。 これにより、食肉小売業者のMondo
Di Carne gourmet butchersがオーストラリアで初めて食用の馬肉の販売を開始することになった。
オーナーのビンス・ガレファ氏は、「我々がオーストラリアで食用の馬肉を販売する初めての食肉業者となる。 今までペットショップで馬肉を買って食べていた少数民族グループには喜んでもらえると思う。 オーストラリアが年間5万頭から7万頭の馬を屠殺処理して海外に輸出している事実はあまり知られていない。 今まではオーストラリア国内では販売されてこなかった。 馬肉の販売は大きなビジネスでなく、儲かるものではないが、少数民族のグループに提供するのが目的である」と語った。
料理雑誌「Gourmet Traveller」の編集者パット・ノース氏は、「多くのオーストラリア人は馬肉を食べることに興味を持っていると思う。 私はオーストラリア人だが馬肉を食べたことがある。 おそらく、すぐには人気が出ることはないが、レストランはいつも新しい食材を求めている」と話した。 (Source:
SMH, 09/07/10 "Horses for courses as diners eye off equine entrees")
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07月14日2010年 |
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オーストラリアの今年上半期のオートバイの販売台数が12%減 |
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オーストラリアの今年上半期のオートバイの販売台数が12%減少し、業界では金利の引き上げが原因としている。
連邦自動車産業会議所(FCAI)が発表した統計によると、1月から6月までのオートバイ、スクーター、全地形型車両(ATV)の販売台数が4万8,842台となり、前年同期と比べて12.1%減少した。 FCAIのアンドリュウ・マッケラーCEOは、「冬場は当然需要が少なくなるが、今年は金利が引き上げれたことが影響している」と語った。
オートバイ市場では、ロード・バイクが最も人気があり1万8,894台を販売、次はオフロード・バイクの1万6,625台、全地形型車両の8,165台、スクーターの5,158台と続く。 上半期のメーカー別の販売台数は、1位がホンダの1万554台、2位はヤマハの8,889台、3位はスズキで7,079台となっている。 (Source:
AAP, 10/07/10 "Motorcycle sales fall in 2010").
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07月14日2010年 |
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あらしでアワビ養殖場に大きな被害 − 南オーストラリア州 |
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南オーストラリア州エイリー半島西沿岸沖のアワビ養殖場があらしによって被害を受け、被害額が多額になる可能性がある。
先週末、Elliston近くにあるAustralian Bight Abalone社のアワビ養殖場があらしと高波で大きな被害を受けた。 同社のデービット・マゼンガルブ社長は、「海上にあった被害を受けたアワビ養殖生け簀32個をなんとか回収した。 今回の被害は任意管理(Voluntary
Administration.)に陥って、経営再建中の当社に大きな打撃となった。 当社にとっては重大な出来事で、この24時間は養殖場を守るために多くの時間と努力を費やした。 いくつかの養殖生け簀を失ったことは非常に残念だ。 被害総額は300万ドルから500万ドルになるかもしれない」と話した。 (Source:
ABC, 12/07/10 "Storms wreck abalone farming off SA")
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07月14日2010年 |
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5年後には中国が最大の貿易相手国に − ニュージーランド |
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ニュージーランドのジョン・キー首相はテレビのインタビューに対して、「今後5年間に、ニュージーランドと中国の貿易量が現在の2倍の200億NZドル(162億豪ドル)となり、中国がオーストラリアを抜いてニュージーランドにとって最大の貿易相手国となる。 昨年はほかの輸出相手国も比較にならないほど、中国への輸出は43%増えた」と話した。
両国の貿易量は、ニュージーランドが輸出している品目のうち96%の品目の関税を中国が2019年までに撤廃するとする自由貿易協定に2008年に署名してから増加した。 また、同首相は、「毎年毎年、中国の輸入関税が軽減されていくことは、毎年毎年ニュージーランドの商品の競争力が増していくことである。 中国の人々も裕福になってニュージーランドへの投資も期待しているが、海外企業がニュージーランドの企業を買収することは積極的には支援しない。 一般的な見方として、多くのニュージーランド企業が海外企業に買収されることで、付加価値が付くとは思わないので、ニュージーランドにとって良いことではない」と話した。
昨年の中国の国内総生産は8.7%の成長を記録し、今後も同様の成長率が予想される。 キー首相は以前中国でのスピーチで、「本当に中国市場を理解するには、いくつかの世代が必要になるかもしれない。 ニュージーランドの学校では、今年初めてラテン語を習う生徒より、中国語を習う生徒が増えた」と話した。 (Source:
SMH/Bloomberg; Fairfax New Zealand, 12/07/10 "Confident New Zealand
looks to double its exports to China")
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07月14日2010年 |
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豚の糞を食用の魚のエサにする技術を開発 − 南オーストラリア州 |
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豚の糞を再利用したものを食べたミジンコを食べた魚を我々が食べることになる。
南オーストラリア州の生物工学者のアンドリュウ・ワード氏は、「豚の糞がミジンコやプランクトンのエサとなり、そして魚のエサとなる。 この技術を応用すれば、ワイナリーや食肉処理場からなどの廃棄物も使える。 この一連の連鎖はすでに海で行なわれている。 基本的には自然界の再生システムで、まず藻が繁殖し、それを動物性プランクトンが食べ、それを魚が食べる。 この作業を最も生産的に、効率的に行い、商業ベースに近づけていく」と話した。 (Source:
ABC, 08/07/10 "Pig poo into fish feed")
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07月14日2010年 |
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6月も新車販売が好調、乗用車は34%増 − ニュージーランド |
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ニュージーランドの6月の新車自動車の販売台数は引き続き好調である。
新車乗用車の販売台数が5,786台で前年同月比で34%増となり、過去20ヶ月間で最高の販売台数となった。 新車商用車も2,218台となり、前年同月と比べて22%増加した。 今年に入ってからの新車乗用車の販売台数の累計は前年同期比17.4%増となり、今年の初めのスタートが遅かった新車商用車も前年同期と比べて9.6%(807台)上回った。
ニュージーランド自動車産業協会(MIANZ)のペリー・カーCEOは、「6月の新車販売台数は非常に励みになる。 当初今年の新車乗用車の販売台数は昨年の10%増しと予想していたが、現在の時点で17.4
%上回っている。 これで6ヶ月間連続で増加した。 この好調が続くことを願っている」と話した。
6月のメーカー別の新車乗用車の販売台数は、トヨタが1,337台で1位、2位はヒュンダイの579台、3位はホールデンの542台となっている。 今年に入ってからの累計では、1位のトヨタが5,228台、2位のホールデンが3,222台、3位のフォードが2,963台となっている。 一方、新車商用車は1位がトヨタの771台、 2位はフォードの351台、3位は日産の261台となり、今年に入ってからの累計では1位のトヨタが3,123台、2位のフォードが1,282台、3位の日産が1,097台となっている。
6月のモデル別の新車乗用車の販売台数のトップ3は、トヨタ”カローラ”が421台、同”Rav4”が421台、同”ランドクルーザー・プラダ”が219台となっている。 新車商用車も1位がトヨタ”ハイラックス”の539台、2位は日産"ナバラ"の256台、3位はフォード”レンジャー”の250台となっている。 (Source:
MIANZ, 06/06/10 "Car Sales Remain Strong -and well ahead of industry predications")
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07月14日2010年 |
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新規の塩鉱床の採掘によって豪州の塩輸出が2倍に−北部準州 |
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採掘業者のMinemakers Limited社は、オーストラリアで最大の岩塩の輸出業者になろうとしている。 同社は北部準州Darwinから400キロ離れたWadeye近くの沖の海底にある塩鉱床とされる場所を再度調査し、この塩鉱床によってオーストラリアの岩塩の輸出量が2倍になるとしている。
同社のアンドリュウ・ドラモンド社長は、「この塩鉱床は幅数キロに及んでおり、基本的には1メートルの深さで何万トンもの岩塩を含んでいる。 そしてこの計算でいくと、大量の岩塩が存在する可能性がある」と話した。 オーストラリアは現在、年間1,150万トンの岩塩を海外に輸出している。 (Source:
ABC, 09/07/10 "Rock salt mine possibility for Port Keats")
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07月07日2010年 |
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毒物が混入し大量の苗木が被害、今後トマトの価格が上昇−QLD州 |
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クイーンズランド州北部の2ヶ所で500万本以上の苗木が毒に犯され、今後トマトの価格が上昇することになる。
警察当局は、「クイーンズランド州Bowen地域のトマト苗木生産者の施設にある灌漑システムに除草剤が混入した形跡がある」としている。 この地域で毒物の混入が発見されたのはこれで3回目となる。
Whitsunday市のマイク・ブルンカー市長は、「今回の毒物混入で地域経済に5,000万ドルの損失が出る。 しかしこの金額はあくまでも控えめな数字である。 今は警察に捜査協力をしているところで、はっきりした被害状況を把握していない。 クイーンズランド州政府はこの犯人を捕まえるために懸賞金を出すべきである。 この時期には、我々はオーストラリア全体の80%のトマトを出荷している。 今後、農家は十分なトマトの苗木を確保できなくなり、苗木の価格が上昇し、オーストラリアの人々はトマトを買うのに高い価格を支払わなければならない」と話した。 (Source:
ABC, 06/07/10 "Tomato prices tipped to soar after plants poisoned")
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07月07日2010年 |
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豪産マンゴの輸出がニュージーランド向けが増えて大幅に増加 |
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昨シーズンのオーストラリア産マンゴの輸出が好調で、輸出量が25%増えて4,000トン、総額1,500万ドルとなった。 全輸出量の約80%がクイーンズランド州から輸出されている。
オーストラリア・マンゴ産業協会のトレバー・ダンマル広報担当は、「中国とニュージーランドからの引き合いが多かった。 東南アジアと中東向けも多く、UKやヨーロッパ向けもいくらかあった。 しかし、ニュージーランド向けが過去6-7年間で最大となった。 我々の競争相手国はペルーやエクアドルがあるが、我々のマンゴは大きくて甘く、競争力がある。 ニュージーランド向けのマンゴの輸出量は200%増えた。 ニュージーランドの大規模小売店の1社が、昨年からオーストラリア産マンゴを購入し始め、これが輸出量が急増した要因となっている。 ニュージーランドは我々にとって大事なマーケットとなっている」と話した。 (Source:
ABC, 06/06/10 "NZ demand driving up mango exports")
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07月07日2010年 |
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オーストラリア産ブドウの中国本土への販売契約の署名が延期 |
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オーストラリア産ブドウの中国本土への販売契約署名が延期となった。
業界団体Australian Table Grape Associationの代表団が北京で中国政府当局者を会い、販売契約書への署名を期待したが、そうはならなかった。 同団体のジェフ・スコット氏は、「契約の署名にはまた希望を持っている。 残念なことに、色々な理由で今回は署名まで行かなかった。 しかし、
オーストラリア側と中国側から、8月の第一週に北京で、中国全土にオーストラリア産ブドウを販売する契約の署名を行なう確約を得ている」と話した。 (Source:
ABC, 05/07/10 "China table grape agreement delayed")
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07月07日2010年 |
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6月のオーストラリアの新車自動車の販売台数が過去最高 |
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オーストラリアの新車自動車マーケットは、6月に月単位では新記録となる販売台数を記録した。
連邦自動車産業会議所(FCAI)が発表した統計によると、6月の乗用車、 SUV(多目的スポーツ車)、商用車を含めた新車自動車販売台数が10万8,722台となり、前年同月と比べて5.7%(5,875台)増加した。
FCAIのアンドリュウ・マッケラーCEOは、「6月の記録的な販売台数は、あらためて新車市場の自信を表すものである。 6月としては過去最高であった2008年6月より2,181台上回り、販売台数の記録を更新した。 多くの個人客が新車市場に戻ってきており、以前の法人客の勢いを凌いでいることが励みとなっている。 我々業界は、当初発表していた94万台とする今年の新車販売台数予測を98万台に上方修正した」と話した。
今年1月から6月までの6ヶ月間の新車販売台数の累計は53万1,168台となり、前年同期より16.7%増えている。 6月の車種別ではSUVが30.8%、乗用車が15.8%、大型商用車が8.8%、軽商用車が5.8%とそれぞれ増加した。 また過去6ヶ月間の各メーカーのマーケットシェアは、トヨタが20.2%。ホールデンが12・9%。フォードが9.3%となっている。 (Source:
FCAI, 05/07/10 "June car sales achieve all-time record high:")
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07月07日2010年 |
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中国産りんご輸入解禁に、豪りんご生産者が憤慨 |
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果実生産者団体のりんご・なしオーストラリア(APAL : Apple and Pear Australia
Ltd)は、「連邦政府は中国産りんごの輸入に関して、我々の懸念を聞く耳を持とうとはしなかった」と憤慨している。
オーストラリア農林水産省に属する機関で、オーストラリアに入ってくる動植物に関する検査制度、およびこれを統括する政策庁であるバイオセキュリティー・オーストラリア(BA)が昨日、検疫基準を満たすことを条件として、中国産りんごの輸入を許可した。
APALのジョン・コーボイ氏は、「議会上院がこの件について調査に入ったが、決定が覆ることは難しいと思う。 トニー・バーク農相は我々りんご生産者を無視した。 我々はバーク農相に何度も手紙を出したが、返事は返ってこなかった」と怒りを表した。 (Source:
ABC, 01/07/10 "Anger over Chinese fruit imports")
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07月07日2010年 |
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日本のカゴメが豪州最大のトマト加工場を買収 − ビクトリア州 |
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